第四章 人間社会=ニセモノ社会

ホンモノと思い込んでいるものがニセモノに他ならず、ニセモノと思い込みたいものが実はホンモノに他ならないのです。
この事実は一体何を示唆しているのでしょうか?
まさに、
質的優位性のものは、量的劣位性を有し、
質的劣位性のものは、量的優位性を有す。
まさに、
民主主義の欺瞞の背景にこの真理が潜んでいるのです。
その結果、
われわれ人間社会は、逆さま社会になり、
質的優位性のものは、量的優位性を有し、
質的劣位性のものは、量的劣位性を有す。
この欺瞞性を信じ込んでいるのです。
まさに、
人間社会だけに、差別・不条理・戦争がある証明に他なりません。
逆説的に言えば、
自然社会や純真無垢な人間の子供の世界には、差別・不条理・戦争などない証明に他なりません。
現に、
われわれ人間の大人(社会)は、大抵の者がお金持ちになりたいと思っているのです。
ところが、
大抵の者がお金持ちになるということは、
質的優位性のものは、量的優位性を有すことになるのです。
まさに、
われわれ人間の大人の大抵は、欺瞞の人生を送っている証明に他ならないのです。
まさに、
欺瞞の人生こそニセモノの人生に他なりません。
まさに、
欺瞞の社会こそ人間社会に他なりません。