第十六章 言葉の功罪

人類が、あらゆる生きものの頂点に立つことができたのは、文明を誕生させたからであることは言うまでもありません。
では、
人類が誕生させることに成功した文明の最大の要因は、一体何だったのでしょうか?
まさに、
人類が人類たる所以は、数万年前にネアンデルタールが絶滅し、ホモサピエンスが生き延びることができ人類の祖先になり得たことが示すように、ホモサピエンスが言語能力を持ち、ネアンデルタールが言語能力を持たなかった証に他なりません。
まさに、
新約聖書が“はじめにことばありき”ではじまる件は、ヒトがヒトたる所以が言語能力を有したことにはじまることを示唆している証に他ならないのす。
では、
言語能力を有することができたホモサピエンスと、そうでないネアンデルタールの違いは何処にあったのでしょうか?
まさに、
チンパンジーと同じように、ネアンデルタールの喉頭の位置が鼻腔に近いところにあるのに対して、ホモサピエンスの喉頭が鼻腔から遠い位置に(下部に)あった違いに他なりません。
ところがその結果、
ホモサピエンスの子孫であるわれわれ現代人は、無呼吸症候群という病気を抱えてしまったのです。
まさに、
この事実は、言語能力獲得の罪的側面である証左に他なりません。
まさに、
言語能力の功罪は、文明の功罪に他ならない証です。