はじめに

「豊饒社会(みんなが豊かな社会)」第一部では「豊饒社会」の概要について論じた。
「豊饒社会(みんなが豊かな社会)」第二部では「清貧社会」の詳細について論じた。
従って、
「豊饒社会(みんなが豊かな社会)」第三部では「豊饒社会」の詳細について結論から依拠への展開をしてみよう。
言い換えれば、
「豊饒社会(みんなが豊かな社会)」第三部では「豊饒社会」の詳細について帰納法的展開をしてみよう。
従って、
「豊饒社会(みんなが豊かな社会)」第三部は、第二十章からはじめ第一章で終えることになる。
そこで、
この作品のここまでのキーワードは、“豊饒=清貧”に尽きるであろう。
まさに、
“豊饒=清貧”という気づきは、革命的発見に他ならない。
そこで、
大金持ちのことを素封家(そほうか)と呼ぶ。
まさに、
成金ばかりの現代社会では、滅多に見られないのが素封家(そほうか)である。
封建制度の中世のヨーロッパで生まれた言葉で、素とは“無い”という意味で、“封”は封建の封であって、封禄・封土を持たないもともとの金持ちからの語源である。
まさに、
生まれもっての金持ちである。
そして、
彼らは、禄(お金)や土(土地)に執着しない金持ちで、まさに、清貧を地でいくような連中である。
まさに、
豊饒=清貧=素封の証明に他ならない。


平成27年6月23日   新 田 論


第一章 成り金社会
第二章 成り貧社会
第三章 ニセモノの時代→ホンモノの時代
第四章 人間社会=ニセモノ社会
第五章 金持ち社会こそ地獄
第六章 貧乏社会こそ天国
第七章 天国と地獄→地獄と天国
第八章 地獄=眠りこけた意識
第九章 眠りこけた意識の人間
第十章 覚醒・眠り二元論
第十一章 眠りとは覚醒の不在概念
第十二章 覚醒が自然常態
第十三章 神は無用の長物
第十四章 必要悪の世界 & 不要善の世界
第十五章 必要悪=不徳 & 不要善=徳
第十六章 言葉の功罪
第十七章 はじめに意思ありき?
第十八章 はじめもおわりもそもそもない
第十九章 はじめにおわりがある意味
第二十章 素封社会から成り金社会へ


おわりに

2005年から2006年にかけて書き上げた拙著「(静止)宇宙論」の最終章でこう締めくくりました。
現代人は第32代目である。
第32代目の誕生は、人口が232=4、294、967、296=42億(おく)9496万(まん)7296人を超えた時期、つまり、1970年代から1990年代だ。
第31代目の誕生は、人口が231=2、147、483、648=21億(おく)4748万(まん)3648人を超えた時期、つまり、1900年代から1940年代だ。
従って、
新人類である第33代目の誕生は、233=8、589、934、592=85億(おく)8993万(まん)4592人を越える時期、つまり、2030年代から2040年代だ。
まさに、
成り金社会が消え去るのが、2030年代から2040年代ということになるでしょう。
では、
その後やってくるのが、素封社会なのでしょうか?


2015年11月9日   新田論