第二十八章 超えることのできるのは死だけ

生死を超える=死を理解する。
言い換えれば、
生死二元問題を克服するには、死を理解するしかありません。
まさに、
超える=理解する。
では、
この事実は一体何を意味しているのでしょうか?
まさに、
理解することの意味に他なりません。
なぜなら、
死は経験するしかないからです。
まさに、
理解するとは、経験することに他なりません。
ところが、
死を経験すると、理解する自分が消滅する、すなわち、“自分は・・・”が死にます。
従って、
生きている限りは、理解するしかありません。
まさに、
理解することの意味に他なりません。
まさに、
超えることのできるのは、死しかない証明です。