第二十五章 相対論と量子論の違い

西洋的弁証法が形而下学的、すなわち、唯物論であったのに対し、東洋的問答が形而上学的、すなわち、唯心論であった。
そして、
唯物論(肉体)は滅びても、魂(唯心論)は不滅であると信じ込んできた輪廻転生説こそ、勘違いも甚だしかった。
まさに、
われわれ人間の大人は、魂(唯心論)を追い求め、唯物論(肉体)を忌み嫌う、勘違いの二元論世界を生きてきたのです。
ところが、
われわれ人間の大人は、実のところは、唯物論(肉体)を追い求め、魂(唯心論)を忌み嫌う、逆さまの勘違いの二元論世界を生きてきたのです。
言い換えれば、
われわれ人間の大人は、輪廻転生説など、実のところは、信じていなかったのです。
まさに、
本音と建前の二本立ての生き方に他ならない。
まさに、
われわれ人間の大人が、精神分裂症(現在では統合失調症)に陥っている証左に他なりません。
そして、
宗教と同じ狢に過ぎない科学の世界でも、ニュートンやアインシュタインの科学は、魂(唯心論)を追い求め、唯物論(肉体)を忌み嫌う、いわゆる神の存在を認めるという、勘違いの二元論世界を生きてきた一方、プランクやハイゼンベルグやシュレーディンガーの量子力学は逆に唯物論(肉体)を追い求め、魂(唯心論)を忌み嫌う、いわゆる神の存在を認めないという、逆さまの勘違いの二元論世界を生きてきたが、両者はしょせん唯心論・唯物論二元論の両端に過ぎないのです。
なぜなら、
唯心論派の科学者であるニュートンやアインシュタインと、唯物論派のプランクやハイゼンベルグやシュレーディンガーは補完関係にあるのではなく、二律背反関係にあるからです。
まさに、
二元論の本質(真理)は、二元要因が二律背反関係にあるのではなく、補完関係にあることがその証左です。
従って、
プランクやハイゼンベルグやシュレーディンガーも、しょせん、ニュートンやアインシュタインと同じ穴の狢なのです。
言い換えれば、
量子力学も、しょせん、相対論と同じ穴の狢なのです。