第八章 映像世界の正体

時間に支配されると現実的でなくなる。
時間に支配されないと現実的になる。
唯一実在するゼロ次元「点の世界(宇宙)」を支配しまくった世界が無数の映像世界に他ならない。
我々はそんな無数の映像世界、すなわち、“いわゆる現実”を現実と思って生きているのだから、無数の錯覚をするのも当たり前である。
平たく言えば、
時空間の断面が空間(立体)に他なりません。
空間(立体)の断面が平面に他なりません。
平面の断面が線に他なりません。
線の断面が点に他なりません。
では、
点の断面は何でしょうか?
点の断面などありません。
逆に平たく言えば、
点の連続が線に見えますが、在るのは点だけです。
線の連続が平面に見えますが、在るのは点だけです。
平面の連続が空間(立体)に見えますが、在るのは点だけです。
空間(立体)の連続が時空間として見えるはずですが、在るのは点だけです。
まさに、
点だけが実在するのです。
まさに、
唯一実在するのがゼロ次元「点の世界(宇宙)」であり、1次元「線の世界」も、2次元「平面の世界」も、3次元「空間(立体)の世界」も、4次元「時空間の世界」も、すべて、連続して見える映像(幻想)の世界に過ぎないのです。
まさに、
映画館の白いスクリーンで見る映画(動画)は連続して見える映像(幻想)に過ぎず、唯一実在するのは裏方(映写室)にある一枚一枚の静止画フィルムが積み重なった映写フィルムに他ならないのです。