第七章 無数の錯覚

時間に支配されると現実的でなくなる。
時間に支配されないと現実的になる。
そこで、
現代科学では、
我々の世界(宇宙)は四次元「時空の世界(宇宙)」と主張しています。
言うまでもなく、
四次元「時空の世界(宇宙)」を四次元要因である「時間」で切断した断面が三次元「空間(立体)の世界(宇宙)」に他なりません。
三次元「空間(立体)の世界(宇宙)」を三次元要因である「高さ」で切断した断面が二次元「平面の世界(宇宙)」に他なりません。
二次元「平面の世界(宇宙)」を二次元要因である「巾」で切断した断面が一次元「線の世界(宇宙)」に他なりません。
一次元「線の世界(宇宙)」を一次元要因である「長さ」で切断した断面がゼロ次元「点の世界(宇宙)」に他なりません。
言い換えれば、
四次元「時空の世界(宇宙)」を四次元要因である「時間」で支配された世界(宇宙)が三次元「空間(立体)の世界(宇宙)」に他なりません。
三次元「空間(立体)の世界(宇宙)」を三次元要因である「高さ」で支配された世界(宇宙)が二次元「平面の世界(宇宙)」に他なりません。
二次元「平面の世界(宇宙)」を二次元要因である「巾」で支配された世界(宇宙)が一次元「線の世界(宇宙)」に他なりません。
一次元「線の世界(宇宙)」を一次元要因である「長さ」で支配された世界(宇宙)がゼロ次元「点の世界(宇宙)」に他なりません。
逆説的に言えば、
ゼロ次元「点の世界(宇宙)」を一次元要因である「長さ」で支配した世界(宇宙)が一次元「線の世界(宇宙)」に他なりません。
一次元「線の世界(宇宙)」を二次元要因である「巾」で支配した世界(宇宙)が二次元「平面の世界(宇宙)」に他なりません。
二次元「線の世界(宇宙)」を三次元要因である「高さ」で支配した世界(宇宙)が三次元「空間(立体)の世界(宇宙)」に他なりません。
三次元「空間(立体)の世界(宇宙)」を四次元要因である「時間」で支配した世界(宇宙)が四次元「時空の世界(宇宙)」に他なりません。
平たく言えば、
ゼロ次元「点の世界(宇宙)」を、一次元要因である「長さ」で支配し、二次元要因である「巾」で支配し、三次元要因である「高さ」で支配し、四次元要因である「時間」で支配した世界(宇宙)が四次元「時空の世界(宇宙)」に他なりません。
まさに、
唯一実在するゼロ次元「点の世界(宇宙)」を支配しまくった世界が無数の映像世界に他ならないのです。
我々はそんな無数の映像世界、すなわち、“いわゆる現実”を現実と思って生きているのですから、無数の錯覚をするのも当たり前です。