第四十四章 不完全な知性から完全な知性への第一歩

“来た道に立ち戻れよ、さすれば、真理はそこにある”
まさに、
過去→現在→未来
から、
過去←現在→未来
から、
過去→現在←未来
へReturn(立ち戻るべき)。
すなわち、
過去も未来もすべて『今、ここ』を生き切ることが完全な知性への道です。
そこで、
その前に先ず、
過去→現在→未来
から、
過去←現在→未来
すなわち、
過去は自分が誕生したという事実だけ、
未来は自分が死ぬという事実だけ、
を受け入れることです。
言い換えれば、
死を受け入れることです。
更に言い換えれば、
死は怯えるものではなく、
死は待ち望むものである、
と信じるのではなく、
と考えられるようになることです。
これが、
完全な知性の第一歩です。
そこで、
宗教者や科学者は不完全な知性の完全主義者ですから、到底、この考え方を受け入れることはできないでしょう。
一方、
我々一般人は不完全な知性の不完全主義者ですから、充分、この考え方を受け入れることができるはずです。
まさに、
21世紀は、宗教も科学も消滅する時代です。
そして、
宗教や科学をつくってきた男性社会の終焉の時代でもあります。