第四章 幻想(映像)の世界は時間に支配されている

五感で感知している者が“いわゆる自分”であり、“いわゆる自分”は決して“(本当の)自分”ではない。
そして、
“いわゆる自分”が、
昼間目が覚めている世界、すなわち、“いわゆる現実”を感知しており、それを“(本当の)現実”だと信じているのです。
更に、
“いわゆる自分”が、
夜間眠っている間の“夢”を感知しており、それを“(本当の)現実”だと信じているのです。
ところが、
朝目が覚めると、
夜間眠っている間の夢の世界が“夢”、すなわち、幻想であったことに気づくわけです。
一方、
昼間目が覚めている世界、すなわち、“いわゆる現実”という幻想の世界が“いわゆる現実”であったことに未だに気づいていません。
これは一体なぜでしょうか?
その答えは明白です。
昼間目が覚めている世界、すなわち、“いわゆる現実”は、時間に支配されていますが、夜間眠っている間の夢の世界は、時間に支配されていないからです。