第十九章 自分は一体何処にいる?

過去とは円回帰運動の始点に他ならない。
まさに、
新しい『過去』の概念の誕生である。
現在とは円回帰運動の円周に他ならない。
まさに、
新しい『現在』の概念の誕生である。
未来とは円回帰運動の終点に他ならない。
まさに、
新しい『未来』の概念の誕生である。
そこで、
第八章【映像世界の正体】を思い出してください。
時空間の断面が空間(立体)に他なりません。
空間(立体)の断面が平面に他なりません。
平面の断面が線に他なりません。
線の断面が点に他なりません。
では、
点の断面は何でしょうか?
点の断面などありません。
言うまでもなく、
断面とは映像に他なりません。
従って、
点の断面(映像)がないということは、点が実在するものである証明です。
まさに、
現代科学が主張する、137億年前にあったとするビッグバンの直前が点であったことを示しているわけで、ビッグバン以前が点、すなわち、唯一の静止宇宙であり、ビッグバン以後が線、平面、立体(空間)、時空間・・・、すなわち、無数の運動宇宙ということになるわけです。
言い換えれば、
ビッグバン以前が点、すなわち、唯一の実在宇宙であり、ビッグバン以後が線、平面、立体(空間)、時空間・・・、すなわち、無数の映像宇宙ということになるわけです。
では、
唯一の実在宇宙は137億年以前だけにあって、137億年以後現在に至るまでは無数の映像宇宙しかないというのでしょうか?
言い換えれば、
映写室にある映写フィルムが137億年前以前だけにあって、137億年前以後現在に至るまでは白いスクリーンに映っている映画(動画)しかないというのでしょうか?
では、
映画館の観客席に座って映画(動画)を鑑賞している者は一体何処にいるのでしょうか?