はじめに

久しぶりに東欧の旅をした。
嘗て、ウィーンとベネチアの間を車でよく往復していた頃は、まだアルプスのトンネルが完備されず、山脈の尾根伝いに蛇行しながら走る一般道を一日掛かりで通っていたが、今では3時間ちょっとでアルプスを越えることができる。
旅する者のこころもやはり変化するようだ。
10年以上も前に綴った詩集「旅」とどんな精神の変化が起こっているのかを検証してみたくなって久しぶりに詩を綴ってみることにした。


平成27年5月26日 新田論


バルカンの雲
プラハの春
国境のない温泉町
東欧のユダヤ人
欧州王族の正体
アレキサンダーの再来
歴史の雲
黄色い宮殿
パリの色
自由な東社会
歴史の分岐点
プラハの空
ブダとペストをつなぐ川
心を失った町
山のない国
初夏のベルン
オリエントの中継地(あれから40年)
町の色
破滅の宿命
進取の精神
独善の国
五感の町
ハンガリー精神
束縛・差別の国
中東のパリ
地球の人
酒池肉林の町
アラビアのロレンス
同胞(はらから)の都
エデンの東の町
死の海の死
イェルサレム(平安京)と京都(平安京)
オリエントの中継地
アル・カヒーラ
レバ・シリ
ユーゴスラビアの英雄
虫になったカフカ