第六十三章 現代社会の業病

現代社会の業病は癌でしょう。
エイズが天然痘やペストと同じような業病だと言われていますが、それは人間社会の悪意が捏造したものです。
病原菌がはっきりしている病気は業病とは言えないからです。
ペストにしても、天然痘にしても、病原菌がはっきりしていて、人間にとっては病気だと判定しても、自然の世界では、飽くまで、食物連鎖の法則に則しているだけで、「食う食われる」関係に過ぎません。
我々人間が最も多く食している牛肉、豚肉、羊肉ですが、牛、豚、羊にとっての我々人間は、ペスト菌や天然痘菌よりも性質の悪い病原菌に映っているはずです。
それに対して、癌は病原が未だに明確ではなく、ただ対症療法をしているに過ぎません。
手術にしても、抗癌剤にしても、所詮は、根本治療になっていません。
その理由は、病原がはっきりわかっていないからです。
そういうものを業病と言うわけです。
現代科学を以ってしても原因不明の病気は、みんな業病と言えるでしょう。
業病とは、心的原因に因るからです。
最大の心的原因が分裂症です。
わかりやすく言えば、本音と建前を使い分ける生き方で、「考える葦」である人間が陥る悪癖です。
本音と建前を使い分ける生き方をしていれば、必ず、業病に掛かる。
現代社会では、食生活と相俟って、癌が業病になっているわけです。
聖徳太子の時代には、天然痘が業病だと言われていましたが、それは、聖徳太子が渡来人であるという証明でもあるのです。