第六十二章 業病を癒した聖徳太子

イエス・キリストの時代には、癩病が大流行していました。
業病と言われたこの病気は、人間の中にある醜い魂が原因であると云われました。
イエス・キリストが癩病患者を抱え上げて癒したと、聖書で書かれています。
イエス・キリストの前にいると、心が洗われる結果、病気が治るわけです。
聖徳太子の時代に天然痘が大流行したそうです。
聖徳太子が天然痘患者を抱え上げて癒したと、日本書紀で書かれています。
天然痘は30年前までは、依然、世界で脅威を齎していましたが、遂に、今では人間社会から消滅した病気です。
中世に猛威をふるったペストもそうでしたが、当時は、病原菌が原因ではなくて、神の祟りだと思われていました。
インドでは天然痘の原因は、母の女神だと実しやかに信じられていました。
天然痘は、ヒンズー語で“mata”と呼ばれ、インド解放の父ガンジーでさえ、天然痘のワクチン注射を禁止するという愚行をしました。
それでは、天然痘の原因と云われた“mata(母の女神)”は消滅したというのでしょうか。
ところが、この“mata(母の女神)”はお金の神さまの妻であり、お金を崇拝すれば、天然痘は治るというのです。
まさに、拝金主義とは宗教なのです。
お金を崇拝する神の妻が業病の原因というわけです。
それを癒したのが、イエス・キリストであり、聖徳太子であったのを、我々現代人はどう捉えたらいいのでしょうか。