8.人災と天災の狭間で

人類の歴史も、点的歴史観、線的歴史観、面的歴史観を超えて、立体的歴史観で俯瞰すれば、宇宙の法則から逸脱することは断じてなかったことが如実に証明される。
人類の面的歴史観としての世界史レベルにおいても、線的歴史観としての日本史レベルにおいても、いわゆる天災(宇宙の法則)と人災(人間社会の法則)の狭間での事象であったことがよくわかる。
『今、ここ』の歴史観から過ぎ去った過去の史実に遡ることが真の歴史観であるとする「新しい(二十一世紀からの)歴史観」からして、先ずは、『今、ここ』の歴史的史実としての天災(宇宙の法則)と人災(人間社会の法則)から検証してみよう。
『今、ここ』は2013年12月20日午前4時10分である。
天災(宇宙の法則)における最大の歴史的事象は、フィリッピンにおける巨大台風、酷暑の夏から極寒の冬へと激変する地球環境としてアメリカ・バージニア州という比較的温暖な地域で氷点下48度という現象が起きたことであろう。
プラス50度の酷暑からマイナス50度の極寒へと、たかだか3ヶ月の間の地球環境の激変は、35度から42度の間の体温でしか生きることができない人類に対して、地球は、“もうお前たちは、この地球で暮らす資格はない”というメッセージを送っているのである。
一方、
人災(人間社会の法則)における最大の歴史的事象は、
北朝鮮政府ナンバーツーが処刑された事件であろう。
ボス覇権の争いに決着がつくと、ナンバーワンとナンバーツーは二度と争わないのが、自然社会での掟である。
言い換えれば、
権力争いは行われても、粛清行為は行われない自然社会は支配・被支配二層構造と世襲・相続制度という差別慣習が一切ない社会である証明に他ならない。
更に酷いことに、
あらゆる情報が一瞬にして世界中に拡がる高度情報化社会においても、こういった非近代的野蛮行為が平然と行われる人間社会がいまだに罷り通っているのが文明社会の実態なのである。
まさに、
天災(宇宙の法則)も人災(人間社会の法則)も極限化している証だ。
言い換えれば、
振り子運動の振れが極大化している証で、その後に続くであろう現象は、振り子運動が終結するか、若しくは、円回帰運動に発展するかの何れかであろう。
振り子運動が終結する場合なら、人災(人間社会の法則)は一切なくなり、天災(宇宙の法則)に一元化する、すなわち、人間社会が自然社会に完全敗北したことを宣言するだろう。
円回帰運動に発展する場合なら、人類が天災(宇宙の法則)を克服し、人災(人間社会の法則)が三元化する、すなわち、人間社会が自然社会に完全勝利したことを宣言するだろう。
いずれにしても、
まさに、
その時期はもう間近に迫っている証に他ならない。