5.天皇家の日本神道は選民思想

選民思想には、同胞と異邦という区分け意識がある。
平たく言えば、
味方と敵。
そこで、
日本が太平洋戦争に突入した際、昭和天皇が詠んだ短歌がある。
よも(四方)の海、みなはらから(同胞)と、思う世に、など波風の、たちさわぐらむ
元々は明治天皇の詠んだ短歌である。
世界の人々は、みんな兄弟と、思っている世なのに、
どうして波風を、あえてたてようとするのか
戦争は反対であることを訴えての歌である。
天皇に戦争責任があるかどうかの話を、ここでしているのではない。
「はらから(同胞)」という言葉は、我々下々の者は遣えない、天皇だけが遣う言葉である。
「朕(ちん)」も同じで天皇だけが遣う「私」という意味だ。
まさに、
天皇家が語るに落ちた証である。
二元論という哲学用語を知っていたら、「はらから(同胞)」という言葉は「異邦」という言葉と表裏一体の一枚のコインを成す反義語=同義語であるからだ。
まさに、
「はらから(同胞)」という言葉は差別用語に他ならないのである。
まさに、
天皇は選民思想を持っていることの逆証明に他ならないのである。
平成25年(2013年)が伊勢神宮の式年遷宮に当たる年であるとして、1000万人を超える伊勢参拝で賑わっているが、一般日本国民にとっては正月の初詣と同じような気分で行くだけで、日本神道という宗教の催事などとは決して思っていないが、天皇家にとっては日本神道はまさに宗教である。
それも、選民思想の宗教であり、天皇とは世襲で継がれる教祖の宗家に他ならない。
天皇家で今でも最も大事な催事に「祭祀」がある。
天皇、皇后、皇太子、皇太子妃の4人しか参加できない。
まさに、
「万世一系教(天皇教)」の最重要幹部が、天皇、皇后、皇太子、皇太子妃なのである。
嘗て、
庶民の一人だった美智子皇后も、今ではれっきとした「万世一系教(天皇教)」の教祖の一人なのである。
言い換えれば、
差別主義の極みである選民思想(天皇教)の大幹部に成り下がったのである。
先ず、
意外と美智子皇后が、皇太子と秋篠宮の骨肉の争いの火種になるだろう。
言い換えれば、
美智子皇后は強烈な秋篠宮派になるだろう。