40.新しいという意味

新社会で生きるのは新しい人類だけである。
なぜなら、
古い社会で生きてきたのは古い人類だけだったからである。
だが、
例外が昔あったようだ。
古代ローマ人は例外だったらしい。
彼らは開放的な人間だったようであることを示唆した歴史小説を紹介しよう。
「ローマ人が優れていた点は何よりもまず、彼らの持っていた開放的な性格にあったのではないだろうか。ローマ人の真のアイデンティティーを求めるとすれば、それはこの開放性ではなかったか。それなのにわれわれ現代人は、あれから二千年が経っていながら、宗教的には非寛容であり、統治能力よりも統治理念に拘泥し、他民族や他人種を排斥しつづけるのもやめようとしない」【『ローマ人の物語』(塩野七生著)より】
そして、
紀元前の時代の古代ローマでは、すでに共和制社会が実現していたのである。
ところがである。
現在、国連が承認している国の数は193あり、その中、立憲君主制国家が22あり、北朝鮮を筆頭に独裁国家がおよそ50、残りの121が共和制国家なのである。
まさに、
新しい意味をもう一度検証しなければならない。