(その四) テレビという化け物

今、世界は二分されています。
EUを中心とする世界と、アメリカを中心とする世界のふたつです。
日本は、完全にアメリカ陣営の前衛として組みこまれています。
日本の戦後の文化は、完全にアメリカ型であることが、それを証明しています。
戦後の日本を代表するスポーツはプロ野球とプロレスでした。
テレビ文化は、プロ野球とプロレスによって創出されて来たのです。
今でこそ、野球はオリンピック競技にもなっていますが、野球というスポーツをしていた国は、世界広しといえど、日本とアメリカだけでした。
またプロレスもしかりです。
ヨーロッパでは、いまでも野球をする国はどこにもありません。
野球とプロレスを普及させることで、テレビというマスメディアの化け物を創って来たアメリカとその餌食になった日本。
わたしは、ヨーロッパにも長く住んでいるので、わかるのですが、もちろん人間ですからお金に対する欲は、ヨーロッパの人たちにもあります。
しかし、金の亡者は余り見かけません。
金の亡者を多く見かけるのは、やはりアメリカと日本です。
何故かと申しますと、マスメディアの化け物であるテレビ文化の違いだと思われます。
特にプロスポーツの発展にテレビが大きく加担しているのが、アメリカと日本です。
そして、拝金主義化に大きく寄与して来たのが、テレビであり、テレビの普及によりマス化したスポーツや娯楽(映画や歌の世界)で以って、わたしたちを洗脳して来た化け物が支配する国が、アメリカであり日本であるのです。
拝金主義のモンスターにされてしまったわたしたち日本人の行く方はどこなのでしょうか。
その指標は今のアメリカに見られます。
クレジットカード破産者が数百万人もいるアメリカ。
わたしたちも、あと10年の間に、娯楽とスポーツに汚染された拝金主義社会の中で、個人破産者が激増することになるでしょう。
それを回避するには、
1)テレビ社会を葬ること(テレビを一切見ないこと)
2)クレジットカードを今すぐ棄てること
とりあえずの処方箋は、この二つを実行することです。