(その三十二) 勉強をしなおす

天に唾すると自分にかかる。
社会が間違っているのは、社会を構成している最小単位の自分が間違っているからです。
それなら、先ず自分を見直し、治すことから始めることが基本であります。
確かに、政治家のレベルが低い。
しかしレベルの低い政治家を選んだのは、我々です。
確かに、役人が堕落、退廃している。
しかしそんな役人を輩出する社会教育システムをつくったのは、我々です。
しかし残念ながら、この傾向はますます増幅しています。
従って、天に唾する行為は、これからますます頻発するでしょう。
政治家のレベルを低くさせた責任者である我々の決定的要因は、社会責任意識の欠如であります。
堕落、退廃した役人を輩出させた責任者である我々の根源的要因は、自己保身欲の積極的一面である、この世的成功への欲つまり唯物的発想であります。
つまり、精神の怠惰が生む、知識、知性、教養、見識の欠落が、決定的要因及び根源的要因であるのです。
我々自身をもう一度教育し直す、新しい教育の在り方を、真剣に考えるべきではないかと思います。
そういう点では、老若男女みんな、もう一度勉強をしなおす姿勢を先ずひとりひとりが持つことでしょう。