自分とは何か。
そもそもこの宇宙には自分という観念などない。
そもそもこの地球には自分という観念などない。
そもそもこの自然には自分という観念などない。
そもそも他の生物には自分という観念などない。
われわれ人間だけが自分という観念を持っている。
だから死ぬのが怖い。
死とは自分の死に外ならない。
宇宙には、地球には、自然には、他の生物には死などない。
死があるのは、自分を持っている人間だけ。
ここまで来れば、自分の正体はわかってくる。
自分とは自我(エゴ)に他ならない。
自我(エゴ)が消滅することが死である。
自我(エゴ)が消滅して宇宙と一体になることを死と言う。
自我(エゴ)が消滅して地球と一体になることを死と言う。
自我(エゴ)が消滅して自然と一体になることを死と言う。
自我(エゴ)が消滅して他の生物と一体になることを死と言う。
従而、自我(エゴ)を自分だと思い込んでいる限り、死の恐怖から逃れることはできない。
我々人間は、そんな自我(エゴ)を自分だと思い込んで後生大事にしているから、自我(エゴ)の死を受け入れることができない。
「本当の自分」とは自我(エゴ)が消滅して宇宙と一体になった者に他ならない。
「本当の自分」とは自我(エゴ)が消滅して地球と一体になった者に他ならない。
「本当の自分」とは自我(エゴ)が消滅して自然と一体になった者に他ならない。
「本当の自分」とは自我(エゴ)が消滅して他の生物と一体になった者に他ならない。
従而、
「本当の自分を大事にする」とは、自我(エゴ)が消滅して一体となった宇宙、地球、自然、他の生物を大事にすることに他ならない。
自分だと思い込んでいる自我(エゴ)を後生大事にすることは、宇宙、地球、自然、他の生物を粗末にすることであり、畢竟、死の恐怖から逃れることができない人生を送ることになる。