第八十二章 都の値打ち

金太と桃太も 対岸の岸だ

その間を流れる川が ヘイ吉だ

その川は悠久の大河だ

ヨシ吉とシオ吉も 対岸の岸だ

その間を流れる川が セオ吉だ

その川は濁ったどぶ(溝)川だ

川を粗末にする世間は すぐにどぶ(溝)川にする

川を大事にする世間は 悠久の大河にする

浪花は どぶねずみの世間だ

京は さすがに都だ

東の都も 所詮は どぶねずみの世間だ