第二十章 帯に短し襷に長し

鬼のヘイ吉が 動き出した

どぶねずみの世の建て直しだ

ひとの世は いつもおなじでえええ!

どぶねずみの世は ころころ変わりやがる!

ヨシ吉もシオ吉も 言うことと やることが ころころ変わりやがる!

ところが これでもおいらはていしたもんだ! と自負しやがる!

許しちゃおけねええ!

だが・・・

よくよく考えてみりゃあ どぶねずみの世は さらにひでえ!

帯に短し 襷に長しとは あの野郎たちのための台詞だ

だが・・・

鬼のヘイ吉は動き出した