第十七章 懺悔

シオ吉つぁん あっしは憶えていますぜ!

シオ吉は あいもかわらずもごもごだけだ

あんさんは いつも言うだけで 行いがともなっていないってえことを・・・

畢竟や(つまりゃあ) あんたは他人(ひとさま)をまるっきし信用してねえんでさ

そういうあっしも あんたと同じで他人(ひとさま)をまるっきし信用してねえんでさ

鬼のヘイ吉さまは あっしもあんたもぜえええんぶ お観通しなんですぜ

もういいかげん 己を正当化する悪い癖をなおさねえと・・・

鬼のヘイ吉さまから言わせりゃ 

おめえら! 今までやってきたことを棚に挙げやがって 御託を並べるんじゃねえええ!

シオ吉つぁん あっしは憶えていますぜ!

己のことばかりでは もう限界ですぜ・・・

真に他人(ひとさま)のことを考える生き方をしねえと・・・

シオ吉は それでもあいもかわらずもごもごだけだ

懲りないどぶねずみだ!

ヨシ吉は 自己嫌悪に落ちた