第百二十六章 了見違い

ヨシ吉の了見が修復不可能と判断した ヘイ吉は桃太に命令した

桃太! ヨシ吉の野郎の始末は てめえに任せたぜ!

自主性に委ねられると途方に暮れるのが 桃太のアキレス腱だ

かと言って 鬼のヘイ吉を これ以上 苛つかせるわけにいかない

困り果てた桃太は イク吉に相談した

うううううう!

ヘイ吉には 皆目わからないが イク吉には 理解できるらしい

イク吉どん! 桃太の野郎は いってい何て言ってやがるんですかい?

うううううう! って言ってるんでがす!

そんなこたあ わかっていらあな! ただ うううううう!だけでは わかりっこねえ!

うううううう!って言っているだけでねえで 唸っているだけでがす!

このままだと ヘイ吉は 鬼どころか 仏になってしまう事態だ