第百二十五章 ヘイ吉の過去

ヘイ吉は 若い頃 極道をしていた

出自は立派だったが 生来の天邪鬼が 災いした

そんなヘイ吉を 正業に導いたのがイク吉だった

爾来 イク吉は ヘイ吉の陽になり 陰になり支えた

ヘイ吉が 世直しのために鬼になるなら イク吉は仏になった

だが イク吉にも 夢がある

ヘイ吉の陰になるだけでは 夢は果たせない

そんな折 金太が ヘイ吉とイク吉の前に現れた

イク吉の了見が一変した

更に 桃太が

イク吉の世界が一変した

ヘイ吉とイク吉の世直しが いよいよ始まる