第百五章 二つの獣

ヘイ吉も 遂に動きだした

ヘイ吉とヨシ吉の ずいぶん長い鍔迫り合いだった

お互いに牽制し合い

時には 無視し合い

時には 尊重し合い

だが 憎悪の念は炎のように 燃え上がって行った

あの野郎!

ただではすまさねえええ!

七年の歳月が過ぎていた

いよいよ 二つの獣が衝突する