神無月

色どり月が褪せるとき

女郎花が徘徊して

黄身なえしの色香を放つ

八百万の神が出雲に集う

金木犀がほっとひと息

橙黄いろの香りを放ち

紅かえしの木洩れ日に

神無し世間の秋の暮れ

ことしは出雲も神無月