狂い花

ことしの秋は むらさき色の秋

薄紅色の秋桜 儚ない薄すみれ

もうすぐ傍に 灰色のいわし雲

いろの流れが 先を急くように

長いものから 短かいものへと

いのちの儚さ なげく間もなく

せせら笑うよ 木枯らしの叫び

どうせ夢なら 悪夢をたのしみ

醒めてため息 紅色の狂い薔薇