第百四十七話 Cascade 666 非難

“律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。
人々の前で天の国を閉ざすからだ。
自分が入らないばかりか、入ろうとする人をも入らせない。
律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。
改宗者を一人つくろうとして、海と陸を巡り歩くが、改宗者ができると、自分よりも倍も悪い地獄の子にしてしまうからだ。
ものの見えない案内人、あなたたちは不幸だ。
あなたたちは、『神殿にかけて誓えば、その誓いは無効である。だが神殿の黄金にかけて誓えば、それは果たさねばならない』と言う。
愚かで、ものの見えない者たち、黄金と、黄金を清める神殿と、どちらが尊いか。
また、『祭壇にかけて誓えば、その誓いは無効である。その上の供え物にかけて誓えば、それは果たさねばならない』と言う。
ものの見えない者たち、供え物と、供え物を清くする祭壇と、どちらが尊いか。
祭壇にかけて誓う者は、祭壇とその上のすべてのものにかけて誓うのだ。
神殿にかけて誓う者は、神殿とその中に住んでおられる方にかけて誓うのだ。
天にかけて誓う者は、神の玉座とそれに座っておられる方にかけて誓うのだ。
律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。
薄荷(はっか)、いのんど、茴香(ういきょう)の十分の一は捧げるが、律法の中で最も重要な正義、慈悲、誠実はないがしろにしているからだ。
これこそ行うべきことである。
もとより、十分の一の捧げ物もないがしろにしてはならないが、ものの見えない案内人、あなたたちはブヨ一匹さえも漉して除くが、らくだは飲み込んでいる。
律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。
杯や皿の外側はきれいにするが、内側は強欲と放縦で満ちているからだ。
ものの見えないファリサイ派の人々、まず、杯の内側をきれいにせよ。そうすれば、外側もきれいになる。
律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。
白く塗った墓に似ているからだ。
外側は美しく見えるが、内側は死者の骨やあらゆる汚れで満ちている。
このようにあなたたちも、外側は人に正しいように見えながら、内側は偽善と不法で満ちている。
律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。
預言者の墓を建てたり、正しい人の記念碑を飾ったりしているからだ。
そして、『もし先祖の時代に生きていても、預言者の血を流す側にはつかなかったであろう』などと言う。
こうして、自分が預言者を殺した者たちの子孫であることを、自ら証明している。
先祖が始めた悪事の仕上げをしたらどうだ。
蛇よ、蝮の子らよ、どうしてあなたたちは地獄の罰を免れることができようか。
だから、わたしは預言者、知者、学者をあなたたちに遣わすが、あなたたちはその中のある者を殺し、十字架につけ、ある者を会堂で鞭打ち、町から町へと追い回して迫害する。
こうして、正しい人アベルの血から、あなたたちが聖所と祭壇の間で殺したバラキアの子ゼカルヤの血に至るまで、地上に流された正しい人の血はすべて、あなたたちにふりかかってくる。
はっきり言っておく。
これからのことの結果はすべて、今の時代の者たちにふりかかってくる。”