第八章 差別・不条理・戦争の正体

差別・不条理・戦争は、人間社会だけに起こる現象であって、自然社会にはない現象なのです。
まさに、
差別・不条理・戦争は、自然社会にとっては、実在の不在観念に過ぎない証左なのです。
では、
差別・不条理・戦争を不在観念とする実在とは、一体何なのでしょうか?
まさに、
平等・公正・平和が、自然社会では実在に他ならなかったのです。
従って、
われわれ人間社会が、希求して止まない、平等・公正・平和とは差別・不条理・戦争の不在観念であって、不在概念ではなかったのです。
なぜなら、
われわれ人間が、いくら理屈で平等・公正・平和を希求しても実現など不可能なのは、われわれ人間が、いくら理屈で差別・不条理・戦争を忌避しようとしても実現不可能だからです。
まさに、
差別・不条理・戦争は不在概念で有るのに対して、平等・公正・平和は不在観念に他ならなかったのです。