第十七章 意識下の無意識=非意識

『今、ここ』を生き切る全体感の貧乏な人生を送るなら、わたしたち人間も、悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖に苛まれない一生を送ることができる。
では、
『今、ここ』を生き切るとは、一体どういう状態なのでしょうか?
まさに、
昨日を思い患い、明日を取り越し苦労することから、自ら脱却することに他なりません。
言い換えれば、
時間のない世界を生きることに他なりません。
厳密に言えば、
時間と空間という時空間のない世界を生きることに他なりません。
まさに、
『今、ここ』の世界とは、時間と空間という時空間のない世界に他なりません。
従って、
『今』は時間の世界ではなく、『ここ』は空間の世界ではないのです。
逆説的に表現すれば、
時間の世界とは、唯一性のない世界に他ならないのです。
空間の世界とは、絶対性のない世界に他ならないのです。
では、
唯一性のない世界とは、一体どんな世界なのでしょうか?
まさに、
意識のない世界=無意識の世界に他なりません。
では、
絶対性のない世界とは、一体どんな世界なのでしょうか?
まさに、
非意識のない世界=意識の世界に他なりません。
従って、
『今、ここ』の世界とは、無意識の意識の世界に他なりません。
まさに、
『今、ここ』の世界とは、超意識=非意識の世界に他なりません。
まさに、
『今、ここ』の世界とは、意識下の無意識=非意識の世界に他なりません。