果てしない旅

紅葉(もみじ)が微笑む北国に

降り立った季節(とき)は

人恋しい晩秋(あき)の昼下がりだった

再びめぐり逢いたくて

いてもたってもおられず旅に出た

誰かを求めて旅立った

ワクワク身震いしながら

希望という名の駅に降り立った

あれから一年が過ぎた

いま再び旅に出るために

絶望という名の駅から旅立った

ガタガタ震えてすくむ心

木枯らしが舞う北国を

旅立った季節(とき)は

ひとり恋しい初冬(ふゆ)の夜更けだった

再びめぐり逢いたくて

いてもたってもおられず旅に出た

自分を求めて旅立った