(その三) 闇の勢力・大蔵省

冷戦に負けたソ連に武器商人という闇勢力が生まれました。
冷戦に負けたソ連にロシア・マフィアという闇勢力が生まれました。
戦争に負けた国には必ず闇勢力が台頭するのが常のようです。
太平洋戦争に負けた日本にも大蔵省という闇勢力が生まれました。
戦前までは単なる台所番だった大蔵省が、戦後に内務省が解体されることで、闇勢力として台頭した。
内務省の是否は別として、戦前までは拝徳主義であったのが、大蔵省という闇勢力の台頭によって、戦後は拝金主義に変節してしまったのです。
拝徳主義の下に聖職者だった政治家・官僚・教育者・医者・宗教家・・・が、拝金主義の下ではみな守銭奴に成り下がってしまったのも、元を糺せば、大蔵省という闇勢力の台頭に原因があったと言っても過言ではない。
聖職者の本質が清貧にあったわけですが、課税・徴税権力を持つ大蔵省が聖職者たちに「税の優遇制度」という麻薬を注射した。
まさに闇の勢力の面目躍如であります。
政治家・官僚・教育者・医者・宗教家・・・が悉く守銭奴になり、新しい成金になっているのが現代日本社会です。
彼らに手を貸しているのが他ならぬ、おろかな(頑迷な)老人どもです。
いい加減に・・・してもらいたいものです。

「気前よくなれ!粋な老人」の(その三)を以下紹介しておきます。

(その三) 三途の川の渡し船

六十代にもなるとそろそろ三途の川の光景がちらついてきます。
わたしもまだ渡った経験がないのでどんな川なのか良くわかりませんが、ある偉い先生に聞きますと、死んでから四十九日間は三途の川のこちら岸で渡し船を待っているそうです。
近頃、この川を渡る人が多く、渡し船の数が足りなくて、待ち時間が四十九日以上かかるそうです。
戦後最大の大不況なのに葬儀屋は大繁盛だそうで、この世の中何がどうなるやらまったく予想もつかない事が起こる。
そこで本来向こう岸にいる閻魔大王さんが、こちら岸に出っ張って来られて、並んで待っている死んだ人たちを事前審査するようになりました。
事前審査の結果、地獄行きの渡し船に乗るか、天国行きに乗るかを決めて切符を渡すのです。
地獄行きの切符は無料なのですが、天国行きは有料だそうです。
有料の天国行きの切符を購入するには、この世のお金では買えません。なぜなら、こちら岸と言っても三途の川の堤ですから、この世にある物質を持って来ることは出来ません。
持って来られるのは魂だけですから、支払いも当然、魂でされるわけです。
閻魔大王さんはなかなか心の広い方で、よほどひどい魂でない限り、支払いに応じてくれるのですが、「これはいくら何でもお断りさせてもらう」と仰る魂があり、その魂の方だけは無料の渡し船に乗る、つまり地獄に行くか、それとも四十九日経っても、こちら岸でうろちょろすることになるわけです。
では、閻魔大王さんも避ける魂の持ち主とは一体どんな人間なのか、この世であくせく働く我々も気になるところです。
これは、さきほどのある偉い先生ではなくて、東京の地下鉄大手町駅の近くに居を構えておられるホームレスの長老格の立派な方の話ですが、閻魔大王さんも避ける人間の魂と言うのは、
1)金の匂いを消して来なかった魂
2)プライドを捨てて来なかった魂
だそうで、実はこの世で成功を収めた方が持ち合わせている魂なのです。
一方、天国行きの切符の支払いを、喜んで受けてくださる魂というのは、金の匂いを死ぬ前にきっちり消し、向こう岸では何の役にも立たないプライドも捨てて来たものらしいのです。
そうすると金の匂いをきっちり消し、プライドがあれば捨てるには、どうしたらいいのかと、ホームレスの長老にお聞きしたらこう答えられました。
「金を蓄積したり、プライドの基になっている世間的地位を獲得するのが悪いと言うのではない。だがそういったものは向こう岸に持って行くことが出来ないから、死ぬ前に収支決算して貸し借り無しにしておかないと駄目だ。
その為には、五十才を過ぎた頃から、収支決算の作業を始めなければならない。それなのに多くの老人は、ますますお金を貯め込み、プライドを捨てるどころか拾いに行こうとする、解っておらん愚かな連中が多い」
わたしは、なるほどと思ったのですが、みなさんは如何でしょうか。