(その十八) 団塊の世代

団塊の世代が高齢者になる時が迫っています。
高校受験、大学受験、就職試験、昇格試験・・・試験、試験に明け暮れる人生を送ってきた団塊の世代の大半は、ライフワークとなる第二の人生どころか、この世的生き方である第一の人生においてさえ、消耗品扱いされ、挙げ句の果てにポイ捨てされる悲しい運命を背負っているようです。
数が多いだけに粗末に扱われるわけですが、数が多いだけにそれだけ人材も豊富な筈です。
実力だけでは他人(ひと)に認められるのは極めて難しく、運が伴わなければならないと巷間では言われていますが、果たしてそうでしょうか。
ゴマを摺らずして大企業で出世するのは至難の業の現代日本の経済界です。
ライフワークに繋がらない第一の人生で自己の使命の炎を燃やし尽くしてしまうのですから、彼らには第二の人生はないのです。
団塊の世代はこの世的出世はできないけれど、第二の人生を獲得できるチャンスが大いにあるのです。
その為には早くから第二の人生を平行して歩んでいなければならなかったのです。
頽廃した日本の現状を打破できるのは、第二の人生を早くから歩んできた団塊の世代にしか出来ないことなのです。
第一の人生に腐心してきた団塊の世代は、いい加減に・・・してもらいたいものです。