(その十七) シルバーの美と醜

若さの美はきらきらと輝くゴールドの美ですが、お年寄りの美は静かで控えめのシルバーの美です。
ラスベガスがあるネバダ州がシルバー州(Silver State)を標榜しているのは、お年寄りにとって住み心地のよい州を目差しているからです。
お年寄りは静かで控えめが好いのです。
過去の栄光にしがみつき、未来の死に怯えながら、おろかな(頑迷な)生き方をする老人には、静けさと控えめの美など微塵も感じられません。
況してや、そんな生きる屍同然の彼らを食い物にする介護ビジネスは、病気を食い物にする医療ビジネスよりも更に性質が悪い。
シルバービジネスは偽善(羊)の仮面を被った狼であることに、おろかな(頑迷な)な老人たちは気づかなければいけません。
そんな自明の理すら気づけないおろかな(頑迷な)老人なら、いい加減に・・・してもらいたいものです。