第六十一章 自覚症状のない音痴

悟りと錯覚は1対1で重なり合っている。
ところが、
人間は錯覚を錯覚と自覚していない。
言い換えれば、
人間は自覚症状のない音痴である。
従って、
人間が悟るとは、
自覚症状のない音痴を正常に戻すことに過ぎない。