第五十八章 悟り=音痴の自覚

悟りがあるから、
苦労があるのが真実だ。
ところが、
人間は、苦労の果てに、悟りがあると錯覚している。
まさに、
釈迦が苦行の末、悟った結論は、
悟りは生まれたときから具わっていたことを自覚したことだ。
まさに、
悟りとは自覚に他ならない。
そして、
自覚するとは、音痴(錯覚)であることを自覚することに他ならない。