第三十七章 死を怖れないのは誰?

新・人類は、
“自分”と思っている自我意識はしょせん「ニセモノの自分」であって、「ホンモノの自分」は“自分”という自我意識が一切介入できないところに在ることを知っている。
そうすると、
死を怖れない者の正体が、“自分”と思っている自我意識が消滅した処にある「ホンモノの自分」であることがわかってくる。
まさに、
「ホンモノの自分」は死を怖れないのである。
なぜなら、
死とは、「ホンモノの自分」の復活だからである。
まさに、
「ホンモノの自分」の復活が、死を怖れない証明なのである。