第三十五章 “ホンモノの自分”を理解するのが新・人類

自我意識の正体は実在しないただの映像であり、従来の人間は“自分”だと信じている。
そして、
新・人類は、“自分”とは、実在しないただの映像である自我意識に過ぎないことを理解している。
まさに、
従来の人間か?
新・人類か?
の違いの物差しは、“自分”と思っている自我意識はしょせん「ニセモノの自分」であって、「ホンモノの自分」は“自分”という自我意識が一切介入できないところに在ることを知っているのである。