第二十二章 人生という映画館

生の世界(人生)とは、変え難い事象を変え得る事象にしようとする不可能な想いの世界なのである。
まさに、
生の世界(人生)とは、映像世界である所以だ。
まさに、
映像とは、変え難い事象を変え得る事象にしようとする不可能な想いに他ならない。
そして、
夢のシステムがそのメカニズムを見事に表現している。
そこで、
“自分は・・・”という意識が夢の鑑賞者である。
ところが、
目の前で展開される夢の世界と、“自分は・・・”という鑑賞者の世界が同じ世界であると、夢の真最中では“自分は・・・”は信じている。
ところが、
夢がおわるや否や、“自分は・・・”の世界と夢の世界が別世界であることに気づくのである。
まさに、
眠っている間は夢であることに気づかない。
一方、
眠りから覚めると夢であることに気づく。
まさに、
映像とは、変え難い事象を変え得る事象にしようとする不可能な想いに他ならない。
そして、
夢は上映時間だけの世界だ。
まさに、
生の世界(人生)とは、変え難い事象を変え得る事象にしようとする不可能な想いの世界なのである。
まさに、
生の世界(人生)とは、夢世界である所以だ。