第十七章 実在 & 映像

存在するのは0次元の静止点だけである。
すなわち、
次元などそもそも存在しないのである。
まさに、
映像の映像の映像・・・と際限ないのが次元の概念なのだ。
言い換えれば、
“自分は・・・”という意識のない自分だけが実在する。
“自分は・・・”という意識が際限のない映像なのである。
言い換えれば、
死だけが実在する。
生はすべて映像に過ぎない。
そして、
死は唯一である。
生は無数である。
従って、
死が唯一実在するものである。
生は無数に映る映像に過ぎない。