第十一章 万物の霊長たる所以

人類が万物の霊長たる所以は、
“自分は・・・”という意識の自分こそ、無数にいるニセモノの自分であり、
“自分は・・・”という意識のない自分こそ、唯一のホンモノの自分である。
この真理を理解できる唯一の生きものである点に尽きる。
言い換えれば、
観測できない自分(人間)が実在の世界におり、実在の世界が人間の誕生と死の一瞬、すなわち、『今、ここ』なのである。
まさに、
観測できる自分(人間)だからこそ、観測できない世界である『今、ここ』がすべて、すなわち、実在なのである。
この真理を理解できる唯一の生きものである点に尽きる。
すなわち、
“自分は・・・”という意識の無数にいるニセモノの自分が観測できる宇宙は映像宇宙に過ぎないのである。
一方、
“自分は・・・”という意識のない唯一のホンモノの自分がいる、観測できない『今、ここ』の世界こそが実在宇宙なのである。