第五章 不完全な経済から完全な経済へ

自然社会とは、本音だけで生きる一元論世界に他ならない。
一方、
人間社会とは、本音と建前二本立てで生きる二元論世界に他ならない。
ここまでならまだいい。
なぜなら、
一元論世界から二元論世界への道は、最終、三元論世界へ辿り着く過程に他ならないからである。
言い換えれば、
始点から円周への道は、最終、終点へ辿り着く過程に他ならないからである。
ところが、
円周には前半の円周と後半の円周では正反対の現象を呈する。
まさに、
前半の半円周が間違った二元論世界に他ならない。
一方、
後半の半円周が正しい二元論世界に他ならない。
ここのところが我々人間(社会)はわかっていない。
だから、
前半の半円周の間違った二元論世界に停滞したままでいるのである。
その結果、
幸福を追い求め、不幸を忌み嫌う生き方をしてきたのである。
その結果、
世を荊に(いばらに)して、民を災なう(そこなう)荊世災民である間違った二元論経済を実践してきたのである。
まさに、
我々人間(社会)は、不完全な経済から完全な経済への飛躍をするべき時が迫っているのである。