第五章 未熟国家 & 成熟国家

国家の値打ちはその建国年数の長短にあるのではなく成熟度にあって、「組織の時代」と「個人の時代」を繰り返すことによって成熟度は増してゆく。
言い換えれば、
国家の春夏秋冬のどの位置にいるかで決まる。
そういう観点では、
たとえ建国237年の若い国家であっても、共和制国家を実現しているアメリカという国家の方が優れ、いくら建国2637年の古い国家であっても、依然君主制国家のままでいる日本という国家の方が成熟度においては劣っているのである。
まさに、
建国年数が短いアメリカだが、共和制国家であるということは、成熟国家と言われる証に他ならない。
一方、
建国年数が長い日本だが、君主制国家である限りは、未熟国家と言わざるを得ない証である。
そして、
成熟度の高い国家(成熟国家)は「個人の時代」を仰ぎ、経済においてはミクロ経済に重点を置く。
一方、
成熟度の低い国家(未熟国家)は「組織の時代」を仰ぎ、経済においてはマクロ経済に重点を置く。