第三章 「組織の時代」と「個人の時代」

未来学者のピーター・ドラッカーの有名な説では、
20世紀までは「組織の時代」であったが、
21世紀からは「個人の時代」になるらしい。
だが、
歴史を鳥瞰すると、
太平洋戦争敗戦(1945年)前の日本は「組織の時代」であった。
だから、
「天皇陛下万歳!」と若者は叫ばされて犬死していった。
アメリカに原爆を落とされた敗戦後の日本は、一見「個人の時代」になった。
一方、
独立宣言(1776年)前のアメリカは「組織の時代」であった。
だから、
大英帝国の王家の植民地であったアメリカは搾取され続けた。
独立戦争に勝利後(1783年)のアメリカは「個人の時代」になった。
まさに、
「組織の時代」とは君主制国家の時代に他ならない証である。
まさに、
「個人の時代」とは共和制国家の時代に他ならない証である。
従って、
日本は現在においても依然「組織の時代」なのである。