第一章 哲学とは考え方学

古代ギリシャでは、学問全般を哲学と呼んでいた。
数学や物理学や化学や生物学や天文学(地球科学)といった現代の区分法で云うところの自然科学も哲学の一つに過ぎなかった。
文学や言語学(国語)や歴史学や心理学や宗教学や、そして、狭義の哲学といった現代の区分法で云うところの人文科学も哲学の一つに過ぎなかった。
政治学や経済学や経営学や法学や社会学といった現代の区分法で云うところの社会科学も哲学の一つに過ぎなかった。
哲学の英語訳である(Philosophy)は、古代ギリシャでは(Philos=愛)と(Sophia=知・智・知恵)を語源としている。
要するに、
学ぶことはすべて哲学、すなわち、知識愛であり知恵愛であったわけだ。
そして、
古代ギリシャ哲学の重鎮であったプラトンの「イデア(Idea)」は「アイデア(Idea)」であり、ものの考え方に他ならない。
まさに、
哲学とは考え方を学ぶこと、すなわち、考え方学に他ならない。