第五章 従来の経済から新しい経済

「経世済民」すなわち、世を治め、民を救う経済こそ、経済の本義である正さま経済の正体である。
一方、
「荊世災民」すなわち、世を荊に(いばらに)して、民を災なう(そこなう)荊災(けいざい)こそ、逆さま経済の正体である。
まさに、
正さま経済=経世済民(経済)である。
一方、
逆さま経済=荊世災民(荊災)である。
では、
我々人間社会は一体いつ頃から逆さま経済になったのだろうか?
短期的視点から言えば、
投資型経済(モノづくり経済)から投機型経済(マネーゲーム経済)に移行した1970年代〜1980年代の頃だろう。
言い換えれば、
貨幣制度が経済の中心になった頃だ。
長期的視点に立てば、
12000年前の文明社会が勃興した時点だろう。
言い換えれば、
貨幣制度誕生の黎明期だろう。
いずれにしろ、
貨幣制度が鍵だ。
従って、
世を治め、民を救う経世済民の正さま経済であれ、
世を荊に(いばらに)して、民を災なう(そこなう)荊世災民の逆さま経済(荊災)であれ、
貨幣制度の存在自体に大きな問題がある。
平易に言えば、
お金(マネー)の存在自体に大きな問題がある。
従って、
お金(マネー)中心の従来の経済から脱却した新しい経済の登場が急務なのである。