第九章 新しい世襲・相続制度

現代社会では、借金したもの勝ち。
そうすると、
世襲・相続の慣習に基づいて、借金という財産も世襲・相続させないと道理に外れる。
ところが、
借金には破産制度がある。
借金にはデフォルト制度がある。
平たく言えば、
借金には踏み倒し制度がある。
これはまったく道理から外れている。
正の資産である貯金が世襲・相続されるなら、負の資産である借金も世襲・相続されるのが道理である。
そうすると、
個人や企業における破産制度は撤廃されるのが道理だ。
従って、
個人的に世襲・相続する者が借金を返す制度を設け、未来永劫、借金を完済するまで責任を負うべきだ。
一方、
国家におけるデフォルト制度も撤廃されるのが道理だ。
従って、
国家を世襲・相続する者が借金を返す制度を設け、未来永劫、借金を完済するまで責任を負うべきだ。
畢竟、
こういった新しい世襲・相続制度の社会を早急に構築すべきである。