第八章 貯金=正の資産 & 借金=負の資産

会計上での貸方科目には現金預金が、借方科目には短期借入金が計上されて、共に資産項目になる。
すなわち、
貯金と借金は資産の二元要素なのである。
言い換えれば、
貯金=借金なのである。
昔から“借金も財産のうち”と言われた所以だ。
まさに、
投機資本主義になったマネーゲーム社会と投資資本主義であったモノづくり社会とは逆さま社会である証明だ。
そして、
モノづくりの投資資本主義社会では、貯蓄が資産だった。
一方、
マネーゲームの投機資本主義社会では、借金が資産である。
まさに、
現代社会では、借金したもの勝ちなのだ。
そうすると、
世襲・相続の慣習に基づいて、借金という財産も世襲・相続させないと道理に外れる。
ところが、
借金には破産制度がある。
借金にはデフォルト制度がある。
平たく言えば、
借金には踏み倒し制度がある。
まさに、
アメリカを先頭の先進国家は借金の踏み倒しを最後には目論んでいるのである。