第五章 ベトナム戦争で贖罪したアメリカ

第二次世界大戦がアメリカという国を世界一の国家、すなわち、パクス・アメリカーナにした。
1950年代は、まさに、アメリカン・ドリームの時代だった。
ドルが世界の基軸通貨になったのもこの頃である。
しかし、
そんなアメリカン・ドリームも10年程度しか続かなかった。
1963年〜1973年のベトナム戦争で、アメリカは地獄に突き落とされた。
第二次世界大戦では民間死亡者をひとりも出さなかったアメリカがベトナム戦争では、戦死者6万人、負傷者30万人、行方不明者1万人の犠牲をだし、敵味方合わせて戦死者60万人、民間死亡者300万人という惨状であった。
この頃から、
アメリカ帝国は凋落の一途を辿りはじめる。