第一章 差別・不条理・戦争の誕生

利益=利息の概念こそ、同朋と異邦の間の差別化に他ならないのは、第二部【非文明社会】第十部(利益=利息の産みの親)で明白になった。
12000年前に狩猟型社会から農耕型社会に移行した人類に文明が誕生したが、実は、農耕型社会に移行せずに、放牧型社会に移行した民族がいた。
そして、
農耕型社会は古代奴隷制社会になっていったのに対して、放牧型社会は共同体社会になっていった。
ユダヤ人のルーツであるヘブライ民族だ。
まさに、
ユダヤ人のカール・マルクス「唯物史観」の歴史時代区分で主張する、原始共産制→古代奴隷制→中世封建制→近代資本主義制→現代共産主義制の「原始共産制」こそが、ヘブライ人が固執した放牧型の共同体社会に他ならない。
紀元前1000年の頃に古代イスラエル国家がダビデによって建国された時、ユダヤ人社会も原始共産制→古代奴隷制に移行した。
まさに、
原始共産制→古代奴隷制が進化の証明に他ならない。
そして、
原始共産制→古代奴隷制の進化によって、社会形態は土師を中心にした全員協議構造のスクエアー型から王を頂点にした支配・被支配二層構造のピラミッド型に移行した。
ではなぜユダヤ人たちは原始共産制から古代奴隷制に移行したのか?
まさに、
土師を中心にした全員協議構造のスクエアー型の社会と、王を頂点にした支配・被支配二層構造のピラミッド型社会が戦争をすると、ピラミッド型社会が勝利を縦にしたからだ。
まさに、
中央集権制国家の誕生だ。
まさに、
差別・不条理・戦争が横行する社会こそ、中央集権制国家の産物である証明に他ならない。
まさに、
王を頂点にした支配・被支配二層構造のピラミッド型社会こそ、差別・不条理・戦争が横行する社会に他ならない。
言い換えれば、
支配・被支配二層構造の社会こそ、差別・不条理・戦争が横行する社会に他ならない。